ビューティー・インサイド

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製作国:韓国

公開:2015.8[本国]、2016.1[日本]

上映時間:127分

鑑賞形態:レンタルDVD、配信@Youtube

主演俳優:ハン・ヒョジュ

プロット:眠って目がさめると外見が変わってしまう。

主人公:家具デザイナーの男性[ウジン]、家具販売店員の女性[イス]
周辺人物1:主人公の親友[サンベク]
周辺人物2:ウジンの母、イスの上司、イスの姉、イスの父

その他:上野樹里が出演

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上野樹里はのだめのイメージが強いけど、落ち着いた演技を初めて見て、すごいなあと思った。日本でもこういう役を当ててくれる映画があれば、見たいなあ。

セリフが男仕様なので、ちょっとドキッとするんですよね。「明日になったら、違う見た目になっていてもいい?」とか「〜だよ」って主演のハン・ヒョジュに言うんですけど、図らずも百合…みたいな現象で、グッジョブ。てなる。

あとはね、もう、ハン・ヒョジュが綺麗すぎて泣く。

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こんな彼女と一緒にいられないとか、どれだけの辛さだって思うよ。

綺麗な人がいっぱいいるね。韓国。素晴らしい国だ。

私、韓国語勉強しようかなって思ったよ。

韓国語に時々現れる、「……ッカヤ?」とか、「……ットヨ〜(ぷんぷん)」みたいなイメージあるのだけど、方言みたいで可愛い…。

イスはこれで仕事もできる人なのだから、神様二物与えすぎもいいところでしょう。(英語も喋れるし、なぜか日本語も喋れるという。マルチすぎだろう。)

この人の出てる映画また見たいな〜。

キャスティングが大変だったと思うのだけど、CMを撮っていた人だから人脈があったのかしら?

眠ると「同じ私」じゃなくなってしまうというのは、哲学的にも面白いところなのでは、と思った。「私」の同一性を保っているのは内面で、外面が変わってしまう男というキャラクターが、実は「毎日変わっていたのは、私の方では」と思わせるというのは、すごくなんて言うのだろう、うまいと言うか、構成美だなあ思った。

「変わること」「変えること」が称揚されている世の中で、実は変わらないものの方が珍しく、それを愛と呼んでいること。人の心が移ろいやすく、確かに思えた気持ちでさえも、脆く儚く散ってしまうということ。それを乗り越えて、人が「変わって」いける強さを持っていること。弱さがそのまま、強さに変わること。そんな逆説を、美しく描いた物語であると思います。素晴らしい傑作。ぜひご覧になってください。